王 宣麟 Senrin Oh
経歴
- 1990年生
- 兵庫県出身
- 私立神戸中華同文学校 卒業
- 兵庫県立神戸高等学校 卒業
- 大阪大学 法学部法学科 卒業
- 京都大学大学院 法学研究科法曹養成専攻 修了
- 2017年
- 弁護士登録(修習70期)堂島法律事務所入所
- 2023年1月~6月
- 北京立動(リドラ)法律事務所研修
- 2023年7月~8月
- 上海博京法律事務所研修
- 2023年9月~12月
- 北京環球(グローバル)法律事務所研修
- 2024年1月~2月
- 深圳盛唐法律事務所研修
- 2024年3月~6月
- 北京Bird&Bird法律事務所研修
- 2024年6月
- 中国人民大学法学院(LL.M. in Chinese law修士)修了
主な取扱分野
会社法務、労働、倒産処理、民事、家事、刑事(犯罪被害者支援含む)
資格・役職・弁護士会・その他の活動
- 現代アジア法研究会
- 第二東京弁護士会国際委員会委員
- 「全联并购公会」(China Mergers & Acquisitions Association)会員
主な著作
- 【内部不正・危機管理】海外子会社管理の実務対応 現地の実情に合った制度設計とグローバル内部通報制度の活性化(共著 2024年8月 LAWYERS GUIDE 企業が選ぶ法務重要課題2024・46頁 Business & Law合同会社)
- アップデート中国法務(共著 2024年 一般社団法人金融財政事情研究会)
- 中国案例百選 AI生成物の著作権保護に関する案例(国際商事法務 Vol51 No.12 2023年 1648頁 一般社団法人国際商事法研究所)
- 中国案例百選 最高人民法院が契約締結上の過失責任(中国契約法42条)について判断した事例(国際商事法務 Vol48 No.5 2020年 698頁 一般社団法人国際商事法研究所)
- 中国商事紛争の解決の理論と実務(1)最高人民法院が,ニューヨーク条約5条1項該当性の有無は,当事者の請求があって初めて審査可能なものであると回答した事例(JCAジャーナル 2020年1月号 Vol.67 No.1 34頁 一般社団法人日本商事仲裁協会)
ひとこと
私は華僑の両親のもと地元神戸で出生し、同所所在の中華学校で中国語教育を9年間受けました。
そのため、私は言語面、文化面を含めて日本と中国二つのバックグラウンドを有しております。
これまで事務所内では、M&A等の企業法務、一般民事から刑事まで幅広い案件を通して弁護士としての基礎体力を身に付けたと自負しておりますが、中国法を体系的に学び、現地での人脈を広げるため、中国人民大学ロースクールに留学をしました。留学期間中には、北京、上海、深圳の中国法律事務所で研修をし、中国人弁護士たちと共に仕事をする中で中国実務、日系企業や中国企業のニーズを学ぶこともできました。
同時に、これらの期間を通じて、日系企業や中国企業のビジネスは決して日中間で完結するものではなく、東南アジアも含めてグローバルな視点でより広く捉える必要があると強く感じました。
そのため、2024年7月からは、当事務所の理念である幅広いクライアントのニーズに応えるという部分を更に強固にするべく、シンガポール等東南アジア地域の法律事務所で実務研修を開始します。
帰国後は、中華圏各都市やASEAN地域の弁護士事務所・会計士事務所等と連携し、企業の市場進出や国際取引、M&A・投資、紛争解決、現地での知的財産権保護を中心に業務を行う予定ですので、今後も弛まず自己研鑽、人脈拡大を続けてまいります。
使用言語
日本語,中国語(普通話),英語