王 宣麟 Senrin Oh
経歴
- 1990年生
- 兵庫県出身
- 私立神戸中華同文学校 卒業
- 兵庫県立神戸高等学校 卒業
- 大阪大学 法学部法学科 卒業
- 京都大学大学院 法学研究科法曹養成専攻 修了
- 2017年
- 弁護士登録(修習70期)堂島法律事務所入所
- 2022年9月~2024年6月(中国留学中の研修先)
- ・北京
立動(リドラ)法律事務所研修、環球(グローバル)法律事務所、Bird&Bird法律事務所
・上海
博京法律事務所
・深セン
盛唐法律事務所
- 2024年6月
- 中国人民大学法学院(LL.M. in Chinese law修士)修了
- 2024年8月~2025年7月
- Bird&Bird ATMD(シンガポール法律事務所)、One Asia Lawyers(シンガポールオフィス)出向
- 2025年8月
- 堂島法律事務所 復帰
主な取扱分野
コーポレート業務全般(主に契約、M&A、コンプライアンス)、労働法、個人情報保護法(中国やシンガポール等の海外データプロテクション法も含む)、海外法(中国・シンガポール)、商事紛争など
資格・役職・弁護士会・その他の活動
- 大阪大学大学院人文学研究科(司法通訳論) 招へい教員
- 現代アジア法研究会
- 第二東京弁護士会国際委員会委員
- 「全联并购公会」(China Mergers & Acquisitions Association)会員
主な著作
- 「APAC: Key developments of 2024 – introduction of the guidelines about AI development and usage in Japan- (Data Protection Leader Vol.7, January 2025, OneTrust Data Guidance)」
- 【内部不正・危機管理】海外子会社管理の実務対応 現地の実情に合った制度設計とグローバル内部通報制度の活性化(共著 2024年8月 LAWYERS GUIDE 企業が選ぶ法務重要課題2024・46頁 Business & Law合同会社)
- アップデート中国法務(共著 2024年 一般社団法人金融財政事情研究会)
- 中国案例百選 AI生成物の著作権保護に関する案例(国際商事法務 Vol51 No.12 2023年 1648頁 一般社団法人国際商事法研究所)
- 中国案例百選 最高人民法院が契約締結上の過失責任(中国契約法42条)について判断した事例(国際商事法務 Vol48 No.5 2020年 698頁 一般社団法人国際商事法研究所)
- 中国商事紛争の解決の理論と実務(1)最高人民法院が,ニューヨーク条約5条1項該当性の有無は,当事者の請求があって初めて審査可能なものであると回答した事例(JCAジャーナル 2020年1月号 Vol.67 No.1 34頁 一般社団法人日本商事仲裁協会)
中国留学レポート
中国留学の総括(1)~(5)(堂島法律事務所ニュースレターVol.37~Vol.41)
ひとこと
私は華僑の両親のもと、地元・神戸にて出生し、神戸の中華学校で9年間にわたり中国語教育を受けました。このような背景から、私は言語面・文化面の双方において、日本と中国、二つのバックグラウンドを有しております。
2022年からは、中国の大学院(LL.M.)にて中国法を体系的に学ぶとともに、現地の法律事務所5か所で研修を行い、実務経験も積みました。さらに、2024年夏からの1年間は、シンガポールの法律事務所において、主に日系企業を対象としたコーポレート法務を中心に、東南アジア法務の実務経験を広く得ることができました。
世界情勢が目まぐるしく変化する中、日本・中国・東南アジアは地理的に近いだけでなく、ビジネスの面でも密接に関係しており、企業の往来も非常に活発です。しかし、法制度のみならず、言語や文化も含めて異なる点が多く、案件によっては現地の専門家との連携が不可欠であると感じております。
留学および研修を通じて、中華圏およびASEAN各国の法律事務所・会計事務所と幅広いネットワークを構築してまいりました。これらのネットワークを活用し、海外におけるコンプライアンスチェック、現地法令調査、進出・撤退支援、M&A、訴訟対応など、さまざまな法的手続きをワンストップでご支援することが可能です。
ご相談やご関心のある案件がございましたら、ぜひお気軽にお問い合わせください。
使用言語
日本語,中国語(普通話),英語