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【訃報】川村俊雄弁護士逝去のお知らせ

平素より格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。

 

弊事務所創設パートナーの一人である川村俊雄弁護士が、2026年9月24日、永眠いたしました。(享年91歳) 故人に賜りました生前のご厚誼に深謝いたしますとともに、ここに謹んでお知らせいたします。

 

川村俊雄弁護士は、1935年高知県出身、京都大学法学部卒業後、1960年に大阪地方裁判所兼同家庭裁判所の判事補(司法修習12期)として任官しました。その後、大阪法務局付検事や法務省訟務局付検事を務め、1968年に弁護士登録を行うとともに、木村保男弁護士・的場悠紀弁護士が立ち上げた「木村・的場合同法律事務所」(現「堂島法律事務所」)に加入し、創設パートナーとして事務所の発展に大きく貢献しました。

 

川村弁護士の大きな業績の一つが、環境・公害問題への法理論的貢献です。終結まで15年に及んだ歴史的公害訴訟である「大阪空港騒音訴訟」において、事務所パートナーの木村弁護士が弁護団長を務めるなか、川村弁護士は大阪弁護士会環境権研究会の座長として精力的に研究論文や著作の発表を行いました。1973年には共著『環境権』(日本評論社)を刊行するなど、環境権という新たな法概念の定着と実務化を牽引しました。

 

また、行政・税務・金融・会社法務をはじめとする幅広い事件を取り扱い、長年にわたり企業や個人の法的課題の解決に寄与してきました。また、大阪弁護士会では公害対策委員会委員長(1974年)、副会長(1975年)、財務委員会委員長(1984年)、税務委員会委員長(1985〜1987年)などを歴任し、弁護士会の運営にも貢献しました。

 

弊事務所弁護士及び職員一同は、事務所を設立した故人の遺志を受け継ぎ、また故人から受けた指導を決して忘れることなく、今後もクライアントの皆様そして社会貢献のために力を尽くして参ります。

 

弁護士法人堂島法律事務所一同